VMAのレアリティが発表され、
かつてアンコモンであった強力な(?)カードたちが
晴れてコモンの仲間入りをし、Pauper環境がより賑わうことを期待しています。

その中で異彩を放つのが《スカージの使い魔/Skirge Familiar》です。
かつてはピットサイクルのコンボパーツ等で鳴らしたこのカードですが、
《ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain》の無い(あるわけがない!)
この環境での使い道を少し考えてみました。


①コンボパーツとして
スカージの使い魔の魅力はやはり手札をそのまま1マナに変える能力です。
手札を一気に増やせるカードとの相性が抜群なので、
例えばデッキの殆どを土地にして、《宝物探し/Treasure Hunt》で20枚以上引いた上で
《魂の消耗/Consume Spirit》を撃てれば……

バウンスランドや生け贄ランドを駆使すれば4ターン目くらいには、
使い魔を出した上で宝物探しを撃てるかもしれないので、
それによって20枚以上の土地と魂の消耗を手札に加えれば……

②共鳴者として
コンボパーツとしては色々厳しい気がしてきましたが、
次に、マナもかからずタップも要らないディスカード能力を持つので、
共鳴者としてはどうか、という観点で見ていきます。

5マナは結構重く、3/2飛行なのでパンチ力はありますが除去には比較的弱いです。
しかし、手札を捨てることで手に入るのが黒マナのため、
《墓を掻き回すもの/Grave Scrabbler》等マッドネスとの相性は良好と言えそうです。
また、《無残な収穫/Grim Harvest》デッキの復活の隙を減らしたりも出来そうです。

アドバンテージを稼ぎやすく、墓地利用の要素を持った
黒系コントロールデッキで、デッキの動きをスムーズにしつつ
パワー3の飛行持ちとして殴る、といういのは悪くないような気がします。
《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》のFB等、
高マナ域に素早くアクセスする役割も期待できます。

こう見ると、やはりポテンシャルは高いカードなのかもしれませんね。


かつてはコンボパーツとして活躍したカードですが、
「環境が変われば別の使い方も出来る」ことを試してほしいという
メッセージが込められているような気がします。

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